スーパーでマグロの解体ショーをやっていると、つい買ってしまう。昨日は大トロを。ついでに日本酒も。正月でもないのに。たまの贅沢である。
先日、馴染みのバーでブルース・スプリングスティーンの紙袋を見せてもらった。1985年に初来日したときのものらしいが、どのように使われたのかは不明。僕はこのときのチケットが取れず、それはそれは悔しい思いをしている。だから、つい過剰に反応してしまい、何枚も写真を撮っていたら、その姿を見た友人が「そんなに貴重のものなの?」と訊いてきた。貴重かどうかはわからない。ただ、スプリングスティーンの初来日のことになるとつい…。
15歳でブルース・スプリングスティーンのライヴを体験するかしないかでは、大きな違いがある。僕はそのチャンスをつかむことができず、やっと観れたのは3年後の18歳のとき。いつもより短いライブだったけど、それでも大感動だった。一生の想い出である。
ところで、昨日の大トロは美味しかった。大トロを何切れも食べたのは、もしかすると初めてかもしれない。一生の想い出とは言わないが、しばらくの間は忘れないだろう。だから、買ってよかったのだ。