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Sandfish Records Diary

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始まりも終わりもない

 今朝はボブ・ディランから。無条件に心が高揚する感じを思い出そうと。楽観的な気持ちなども。喜びとかも。

 日曜日、CDを出荷し、あれこれ準備をした。それから原稿を書いて送ったら、午後になった。テレビをつけるとベイスターズが先制していたので、昼間からビールを飲んだ。これで8連勝。単独首位。

 公園の藤棚を眺め、ベンチに座ってぼんやりした。友達の店が1周年ということで飲みに出かけた。盛況な店内でお祝いにと一番高いメニューを注文した。それから居合わせた体の大きい友達といろんな話をした。プロレスとか柔道とか。店内ではハードロックとか古いロックが流れていた。ボブ・ディランはかからなかった。

 ボブ・ディランを初めて観たのは、もうすぐ大学を卒業する1994年2月だった。僕はパタゴニアへ自転車旅行へ行くことが決まっていたが、ディランのライブが観たくて出発を数日遅らせた。

 横浜文化体育館。1曲目の「ジョーカー・マン」。無条件に心が高揚した。僕にとってボブ・ディランとはそういう存在だった。特にあの頃はそうだった。

 なにかを発信するにはエネルギーがいる。昔みたいに無尽蔵にあるわけじゃないから、その分は貯めておかねばならない。でも、エネルギーは循環するものだから、じっとしていると涸れてしまう。昨夜、友達が柔道の動きは円なのだと言っていた。円には始まりも終わりもない。そこがいいのかもしれない。
 

by sandfish2007 | 2018-04-16 07:41 | diary | Comments(0)
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