雪が降る降るといって降らないのは、この町ではいつものこと。本日、曇りときどき雨。
そして、今日はキャロル・キングの誕生日。77歳になりました。心からおめでとうございます。ということで、早速、キャロル・キングのCDを聴いている。『カーネギー・ホール・コンサート』は、1971年6月18日に行われたライヴで、キャロル29歳の歌声を聴くことができる。そして、この日はポール・マッカートニーの29歳の誕生日でもあった。ただの偶然だけど、悪い話じゃない。
おそらく、僕が一番多くプレゼントしたCDは、このライヴ盤だろう。理由は、最初から最後まで、隅から隅まで、心がこもっているから。とりわけラストでのジェームス・テイラーとの共演は格別で、聴いていると心だけでなく体までぽかぽかしてくる。
それにしても、どうすればこんなにいい曲を無尽蔵に書くことができるのだろう?つくづく神様は不公平だと思うが、そのおかげでキャロル・キングがいるのなら、不公平で構わない。これら名曲の数々をこうして聴けるのだから。
このコンサートの日、僕は1歳だった。そんな昔の演奏を、49歳になった今も聴いていて、こんなにみずみずしい感動を得られるなんて、美しい奇跡以外のなにものでもない。
改めて誕生日おめでとう。キャロル・キングのすべてに祝福を。