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Sandfish Records Diary

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エルヴィスに打ち震える

 エルヴィス・プレスリーの深い深い歌声に打ち震える朝である。一昨日、友人主催のDJイベントが11周年ということで足を運んだ際、ひょんなことからエルヴィスの話が出たので、それで久しぶりにキングの歌声を聴いているのだった。

 エルヴィスの場合、レコーディングしたら後は人任せというか、アルバムの質とか体裁についてはほとんど頓着しなかったように思う。例えば、60年代後半のカムバック以降だと、数回のセッションでまとめ録りしたものを、複数のアルバムに振り分けてリリースする。本人が選曲にどれほど関わっているのかは不明。ジャケはお馴染みのジャンプスーツを着たライヴショットが多く、ある程度の知識がないと、どれもライヴ盤だと思ってしまうほどだ。正直、わかりにくい。

 それでも折りをみてレコードを買っていたのだが、25年ほど前に50年代・60年代・70年代の録音を各5枚づつのCDにまとめたボックスセットが発売されてからは、それらを中心に聴くようになった。その方がわかりやすかったからだ。

 今朝は、1973年7月にスタックス・レコードのスタジオで行われたレコーディング・セッションをまとめて聴いている。エルヴィスが本当の意味で光り輝いた最後の記録かもしれない。…なんて言うのは、いささかフェアじゃないかもしれないが、それほどにこの時のエルヴィスは素晴らしい。

 世界中にファンを持つエルヴィスだが、思えば僕は友達とエルヴィスについて語り合った記憶がほとんどない。みんなエルヴィスを特別視していないというか、それほど夢中じゃないようだ。もしかすると、どこから聴いたらいいかわからないのかもしれない。70年代なんて似たようなジャケばかりだしな。もったいないな。
 
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by sandfish2007 | 2019-03-18 07:52 | diary | Comments(0)
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