最新作が劇場公開中の『007』シリーズ。ダニエル・クレイグがジェームス・ボンドを演じるのはこれが最後らしい。なんとか映画館で観れるといいのだけど。
そんな気分で、昨夜は『007/慰めの報酬』を観ようとしたら、冒頭から話がよくわからない。これはどうやら連作らしい。前作を先に観た方がよさそうだと『007/カジノ・ロワイヤル』にしたら、これがもの凄く面白かった。
でも、観た覚えがある。そして『慰めの報酬』の方も、ぼんやりとだが記憶が蘇ってきたような…。
そこで、このブログの検索をかけたところ、やっぱり5年前に観ていた(こちら→
link)。しかも、ご丁寧にこんなことまで書いてたりする。
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びっくりしたのは、次作の『慰めの報酬』がこれの続編だったこと。僕は先に『慰めの報酬』を観ていたので、どうりで理解できない部分があったわけだ。
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「あれまぁ…。やっぱり観てたか」と、僕は深いため息をついた。というか、過去の作品リストを確認したところ、おそらく全部観ている。近年、僕の記憶は本当に心もとない。
ちなみに、ウォーレン・ジヴォンは癌で余命宣告を受けた時、「そうか、007の新作はもう観れないのか」と言ったという。死を前にしてのジヴォンらしい軽妙なセンスに唸りつつも、やけに悲しくなったのを思い出す。そして、その新作というのが、彼が亡くなって3年後に公開されたダニエル・クレイグ主演の第一作目『カジノ・ロワイヤル』ということになる。
なんというか、時は流れているのですね。